三重の餅

御福餅・・・御福餅の名の由来は、神代の昔、天細女命(てんのうずめのみこと)が天の岩戸の前で舞をまわれ大神の御心をなぐさめられた神話に基き、あまねく福を招き入れる心を表しています。またその形は、二見浦の清き渚に打ち寄せる波を表している。創業以来二百有余年「のれん」と「味」を守り一つ一つ心をこめて精製している。
二見にある。

草餅・・・国道四十二号線を松阪より20kmほど南下した地点に「おきんの茶屋」という古い茶店がある。この売店にある「おきん餅」は、素朴な蓬餅の風味を残している。

なが餅・・・お餅の中に粒餡を入れカリッと焼き上げている。
紅白なが餅、黄白なが餅、三色なが餅がある。日永の里の名物で天文19年に笹井屋の祖彦兵衛が日永の地名にちなんでつくり、 以後名称も「長餅」「永餅」「日永の餅」「笹餅」「牛の舌」などと変わって現在に至っている。 藤堂高虎が足軽の頃に
無料でたら腹食べさせたのが後年36万石の大名に出世した時、恩に感じて、 大変ひいきにしたのが有名になった一因ともいわれている。
現在は笹井屋も日永から井町に移転し、 金域軒も関西線開通の明治10年頃に国鉄四日市駅前に創業し、四日市の銘菓になっている。 同類に桑名の「安永餅」、神戸の「立石餅」がある。

立石餅・・・鈴鹿市神戸河町甘新の辻に右いせみち・左江戸かい道と彫られた石標(立石)があったところから出た餅菓子で、形も製法も四日市の「なが餅」と同じもの。

桜餅・・・三重県のほとんどの町や村にも一・二店は、味自慢の菓子舗がある。
うどん粉かしん粉で作った桜色の皮で、黒または白色の餡を包み、塩漬にした桜の葉を巻きつけたものが普通である。
桜餅は葉ごと食するのが風流とされているようであるが、葉の塩味と、小豆餡の淡い甘味がほどよくまざり合い、春を代表する菓子として古くから日本人に愛されてきた。
伊勢の宮川堤、一志多気の真福院、津市の偕楽公園など桜の名所の茶店で、花を愛でつつ、一服の茶とともに、桜餅を味わうのも、三重県民にとって春の醍醐味といえる。

菓匠 欧榮堂・・・伊賀上野は、伊賀流忍術発祥地 春には上野公園を中心に桜満開秋には紅葉と鬼行列など、人々の心を和ませてくれる歴史の故郷。また、俳聖松尾芭蕉ゆかりの地としても有名です。

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